【つくばラーメンフェスタ2014】博多とんこつ三代目てらっちょ

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茨城屈指のオイリーなラーメンがコアなファンを捕まえて離さないてらっちょ！
そんなてらっちょが今回のつくばラーメンフェスタ２０１４で贈るラーメンは、なんと意外にも本場は方とんこつを彷彿させる一杯でした。

博多とんこつ醤油・・・750円

そのビジュアルからしても、いままでのてらっちょのイメージとは全く異なるできあがり。
でも、博多とんこつラーメンはてらっちょの得意分野だったりします。
事実、千葉県柏になる三代目てらっちょは、初代てらっちょの背油醤油と二代目てらっちょの江戸味噌に続く３番目のブランド！
本場福岡の路面店を思わせるラードの浮きっぷりはさすがです。

スープは自社で仕込み、ラーメンフェスタの現場でさらに追い鰹ならぬ、追い豚骨をして味に深みをプラス！！
現場で仕上げをすることで、フレッシュな豚骨感を演出することを心がけているのだとか。
とにかく「クリーミーなスープを目指した！」というだけあり、乳化度は半端なく良い感じ♪
さらに、昨年までの『アブラ！アブラ！アブラ！』の掛け声に変わり、今年は『博多！博多！博多！』の掛け声とともに豚の背脂を追加投入！！
だから、めちゃくちゃこってり、超オイリーです！！
でも、これってこの店の特徴！！
とにかく、そんじょそこらの背油ラーメンには作れない迫力は、まさにてらっちょだけが作り出せるものです。

スープをひと口飲んだときの感想は、その言葉通り確かに超クリーミー！！
背油の甘みととともに、豚骨１００％だけとは思えない柔らかさもあり非常にやさしい仕上がりになっています。
このフェスタで真っ向勝負となったずんどう屋と比較すると、豚感はやや劣るものの柔らかくやさしい感じはより女性向な傾向かもしれません。

また、醤油ダレに工夫があるのか、本場博多のそれともやや異なり、まろやかさの中に、まるで鶏のような柔らかさを感じることができます！
ここら辺は、骨の髄がしっかり溶け込んでいる証拠。
さすが、現場でゲンコツと豚のカシラを鍋に投入しているだけのことはあります。