どもども
みなさん、週末はいかがおすごしでしたか?
いばナビ拉麺部部長です!
http://ibanavi.net/feature/Ramenbu/
わたくしは土曜に原稿5ページをさくっと・・・うそです。。。
ごりっとあげてあげて、日曜は
結城 → 古河 → 佐野 → ・・・
と大移動してました。
で、結城の話は置いといて・・・。
今回は佐野ラーメンのお話です♪
ラーメン好きが遠くまでラーメンを食べに行くことを
「遠征」
と言います。
そんな遠征をするのに、佐野はちょうどいい場所です。
確かに、古河や結城の人からすると近すぎる感は否めませんが、女性に嬉しいアウトレットが近くにあるのは、男子にとって格好の口実だったりします!
さて、そんな遠征をしたときに役立つのがポータルサイト!
ラーメン好きの間では、「ラーメンデータベース(無料)」と「らーなび(有料)」のふたつが有力情報源だったりします。
でも、このふたつのサイト・・・。
地元の人が中心になって口コミをしているので、佐野ラーメンの美味しい店が上位にこない場合があります(汗)
というわけで、こういうときは「らーなび(有料)」の達人のコメントがおすすめだったりします♪
さて、そんなマニアは話は置いておいて、本日伺ったのはラーメンデータベースで上位だったこの店!
日向屋
電話 0283-22-4620
住所 栃木県佐野市免鳥町548-7
時間 11:00~14:30 17:00~20
定休 水曜
さすがの人気店!
12:30で大行列!
週末だったこともあり、地元の家族連れが多く、回転率はそんなに高くないので、並ぶ覚悟で挑んでください。
ところで、佐野ラーメンって何をもって佐野ラーメンなのでしょうか?
古河にある藤屋さん( http://ibanavi.net/shop/2309/ )にお話をお伺いしたところ、以下のようなお話を伺いました。
佐野市にあった中華料理屋さんで昔中国人に料理を習ったときに、青竹を使った麺打ちを習い、ラーメンというものを教えてもらった日本人がいた。
その当時見慣れぬラーメンを習った人物が数人いて、その弟子のうちのひとりが藤屋のご店主だと・・・。
そして、当時、鶏・豚と中心に、売れない部分の活用と野菜の切れ端を使ってスープをとり、醤油のカエシで味を調えたのだと・・・。
ということは、佐野ラーメンとは青竹打ちの麺で動物系醤油スープのラーメンである!ということが定義されそうですね。
とすると、最近、佐野市の中でも佐野ラーメンの定義から外れる店が増えているような・・・。
でも、食文化とは常に進化するもの。
伝統を守るのも大切ですが、伝統を踏襲しながら進化し続けることも重要です。
というわけで、あんまり難しいことは考えず食べましょう(笑)
さて、そんな佐野ラーメンの地・日向屋でオーダーしたのはちょっと気になる
ニンニクラーメン・・・600円 ←安すぎるだろ!
あっ!
味玉もトッピングしちゃいました♪
マネージャーがデフォのラーメンをオーダーしたので初訪問ですが、おもいきって異端児的なメニューに挑戦です。
で、着丼してびっくり!!
ニンニクラーメンって、別皿トッピングでニンニクがついてくるだけなんですね(汗)
何かを期待していたぶんちょっと拍子抜け・・・。
でも、この日向屋!
美味しいです♪
佐野らしさを十分に残しながら、すっきりとした旨みを強くだしているあたり!
とってもセンスを感じます!!
昆布系があるんですが、なんともその残り具合が絶妙です。
あと味を大切にした一杯といったところでしょうか?
そして、特徴的なのがこの麺!!
縮れ具合が弱いところをみると、青竹打ちではなさそうですが、包丁切りは守っているようで、きしめんのように太い麺と細めの中細麺が入り混じっています。
この麺の食感のコントラストがとってもナイス!!
太い麺はパスタのようにしっかりとしたコシがあり、麺好きにはかなりいけてます。
ご年配の方にはやわらかめをお勧めしたいと思いますが・・・。
でもって、麺は茹でる直前に分量を測ってからお湯に投入します。
前もって測っておけばもっと効率良いのに・・・と、思う反面。
佐野ラーメンのような加水率がとってもお高めな手打ち麺はすぐ表面が乾燥したりして味が落ちるといいます。
つまりこれは効率より味を優先した店の姿勢ととらえることもできるわけですね♪
で、プラス50円分のすりおろしニンニクがコレ!
このさっぱり系のスープに対する冒涜じゃないか!?
と思い、最初入れるのを躊躇しました・・・。
でも、せっかくオーダーしたのだから・・・と、スープにちょびっと投入!!
すると、これがいけるんです。
すりたての生ニンニクなのか、ニンニクの香りが鮮烈で辛みがすごくフレッシュ!!
このニンニクとこのラーメンの相性は抜群です。
最初、低く見ていた分、びっくりする展開に驚き!!
これは、自分の中の凝り固まった既成概念をきれいに打ち崩してくれました。
いやぁ~、久しぶりにいい出会いです。
でもって、ここまでくればこの日向屋の仕事の丁寧さは十分わかりました。
当然、サイドメニューにも抜かりなし!!
ギョーザ・・・400円
餃子って、焼くと具が縮んで皮との間にすきまができますよね!
そのすきまの空気ってホワンってして好きだったりします。
でも、具がギュッと!!!!
って感じではなくなります。
日向屋の餃子は具がギュッとしています。
野菜もちょっと粗く刻んであって、とっても野菜を感じます。
肉があれだけ入っているのに、餃子にギュッと感を出すのは相当な苦労なはず。
あんの練り方ひとつ、焼きの具合ひとつで大きく変わりますからね。
う~ん!
この店!
とっても若いお店なんですがとっても感銘を受けました!!
みなさんも遠征時にはぜひ♪
あっ!古河の藤屋さんでも美味しい佐野ラーメン食べれますから、茨城のラーメン屋さんもよろしくね(笑)
手打ちラーメン日向屋
いばナビ拉麺部
7月も好発進中!!
http://ibanavi.net/feature/Ramenbu/