どもども
いばナビ拉麺部です
http://ibanavi.net/feature/Ramenbu/
きょうの一杯は茨城県が誇るご当地ラーメンこと!スタミナラーメンです!!
スタミナラーメンの歴史に関しては、スタミナラーメンの生みの親である長井さんら、十数人の人々から聞き取り調査をして、ある程度まで概要をつかんでいるのですが、どうにも不確定な部分が虫食いのように残っているのでここでは割愛させてもらいます。
さて、そんなスタミナラーメンですが、その新流の魁となった店を今回はご紹介♪
すたみならーめん えむず
http://ibanavi.net/shop/2506/
スタミナラーメン好きが高じて、自らそのラーメンを専門で販売するラーメン店を出してしまったというお店です。
もちろん、スタミナラーメンのお店ですから、わたくし部長が実食したのもスタミナラーメン!!
ちなみに、スタミナラーメンは「温」と「冷」があり、温かい方を「ホット」、冷たい方を「ひやし」とコールします。
メニュー表記のときには、なぜか「ひやし」を「冷し」と表記する店が多いのも特徴です。
この「や」抜きがいままで数多くの編集者を泣かせてきました。
えむずのスタミナラーメンの特徴はなんといってもレバーにあります。
通常、スタミナラーメンはレバーは他の野菜と同様、素揚げされ、あんと絡めて提供されます。
しかし、えむずのスタミナは竜田揚げのように衣をまとって揚げられているので、サクサクした歯応えが楽しめ、衣効果によってレバーの臭みを限りなく抑えています。
その上、あんとは絡めず、麺に乗せてからあんをかけるので、どの丼にも平等にレバーが盛られます。
だから、サクサク感が残ったレバーが楽しめるわけです。
さて、えむずが進化系スタミナラーメンと呼ばれる理由は他にもあります。
醤油ダレが凄いんです!!
これは取材してるからの特権かもしれませんが、素ダレをちょびっとなめさせてもらいました。
すると驚くことに、この素ダレがめん汁のような超和風な仕上がり!!
カツオの風味がプ~ンってするんです。
確かに、言われてから食べると、どこかにカツオの風味を感じます。
でも、進化系といってもスタミナラーメンから逸脱しないように、麺には地元製麺所・川崎製麺の熟成多加水の太麺を使います。
川崎製麺といえば、スタミナラーメン黎明期から長井氏を支え続けた製麺所!
伝統をここで踏襲しているわけです。
ちなみに、昔からのスタミナラーメンファンは、冬でも躊躇なく冷しをオーダーします。
それくらい、スタミナラーメンは熱々のあんと冷たくキュッとしまった麺を楽しむのが王道とされています。
しかし、最近はどの店でもホットもよく出るようになってきたとか・・・。
個人的にはスタミナラーメンの醍醐味は冷しにあると思っているので、ぜひ冷しから入ってもらいたいです。
ちなみに、スタミナが苦手な人はホットを食べると、その食べやすさに驚くかもしれません(汗)
ホットも美味しいです。
ちなみに、スタミナラーメンはキャベツの旬に味が大きく左右されます。
キャベツが美味しい季節がスタミナラーメンの旬ってことです♪
なんだか、旬があるラーメンってのも珍しいですよね。
進化系スタミナラーメン!!
ぜひ、この美味しさを味わってください。
いばナビ拉麺部
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