古河文学館(コガブンガクカン)
茨城県内初の⽂学館。古河ゆかりの作家、詩⼈の作品など貴重な資料が展⽰されています。
口コミ・評価一覧
古河文学館
古河歴史博物館のすぐそばにある「古河⽂学館」は大正ロマンの⾹りが漂う趣のある洋館です。、歴史⼩説の第1⼈者である永井路⼦、推理作家の⼩林久三、時代⼩説から現代⼩説まで幅広く活躍中の佐江衆⼀、詩⼈の粒来哲蔵、粕谷栄市、⼭本⼗四尾、歌⼈の沖なな...
メタボンさん
投稿日:2024年05月05日
GW中に再訪。3室ある展示室の現在のテーマ展示は、それぞれ「拓本でたどる万葉歌碑めぐり」(第1室)、「鷹見久太郎とコドモノクニ「かわいい動物」」(第2室)、「永井路子が描く平安朝」(第3室)です。第2,3室の展示に関する口コミはイベント情報に記したので、ここでは第1室の万葉歌碑めぐりについて。万葉歌碑は全国で2千基超あるそうで、古河市内には3基(歌は2首)あるとか。2首の歌には「まくらが」を付す歌枕の「許我(古河)」が詠まれているそうです。また、古河市の近隣に存在する歌碑も紹介されており、有名な歌枕の地である筑波嶺(山)のほか、下野国にある安蘇の川や三毳山(みかもやま)にも歌碑があるとか。歌の主題が叙景よりは叙情であっても、名勝地も併せて歌に詠み込むのは古代からの慣例だったのかな?と感じたものです。
※口コミは訪問当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。