筑波山(ツクバサン)
標高877m、広い関東平野の中にそびえ立つ紫峰「筑波山」
口コミ・評価一覧
筑波山
昔から「西の富士、東の筑波」と愛称され、朝夕に山肌の色を変えるところから「紫峰」とも呼ばれている筑波山。男体山と女体山の2つの峰を持ち、古くから信仰の山として栄えてきました。山中には珍しい1000種以上の植物が群生しており、植物研究の宝庫でもあ...
言うまでも無くつくば市の象徴で市下随一の名所ですね。江戸城鬼門の護りとのことで、家康の尊崇篤かったとか、男体山871mに女体山877mとほぼ同じ高さの頂きがあるため、雙峰(双峰)と言われる特徴もあり、山の麓から頂上まで随所に見所・寄り所があって、味わい尽くせない魅力があります。毎年、筑波山神社へ初詣に訪れるのがルーチンになっていますが、その他のシーズンでも早春には梅まつり、今時分では紅葉鑑賞。この休日に訪れた際はちょっと色づきはまだですが、今月下旬あたりが見頃でしょうか。かなり昔には、ケーブルカー利用で男体山と女体山両頂を訪れ、眼下に拡がる関東平野の眺望や山路途中にあるガマ石を観て愉しんだりしたことも。また中腹を徒歩で進むと、弁慶七戻りのような奇勝もあったりと飽きが来ないものです。さらに筑波山神社の参詣道に沿って建ち並ぶホテル・旅館には、約1700m掘削して掘り当てた筑波山温泉(双神の湯)のお湯がローリー配湯されていて、日帰り入浴も可能で愉しめます(これらのホテル・旅館とは別に、山中腹にある筑波温泉ホテルは筑波温泉と言う自家源泉を持つ)。ケーブルカーの山頂駅付近や神社参詣道沿いには土産物屋や食事処もあり、これらに立ち寄るのも愉しみの一つです。