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市民公開講座 健康フォーラム2024 in つくば
「メタボリックドミノ」って何? ~日々の食事と運動があなたを守る!~
自分の生活習慣病対策を考えようということもあって、つくば市医師会+県糖尿病協会が開催した公開講座を聴講しました(この時期に開催されたのは「世界糖尿病デー(11月14日)」が近かったかららしい)。初めの講演で、メタボ(メタボリックシンドローム)は病名ではなく、病気以前(生活習慣病の前段階)の状態ということ、それが種々の重大な病気(脳卒中・心疾患・腎疾患・認知症等)の引き金になることを再確認しました。特に「3・3運動」と言うのが提唱されていることを初めて知りました。肥満気味の人は、体重3kg・腹囲3cmを減少させることで内臓脂肪も減少し、血圧・血糖値・血中脂質値が改善されるとか。そのため基礎となる食事習慣や運動習慣を見直すことが重要というもの。食事習慣では野菜ファーストや夕食は腹八分目を心がけること、また睡眠不足が食欲亢進につながるので、睡眠を充実すべきということを知りました。運動習慣については筋トレよりも有酸素運動(歩行等)が減量に特に有効とのこと。メタボ予防の場合は1日10,000歩30分以上の運動が目標のようですが、ひざ痛のある人ではエアロバイク30分以上がお薦めだとか。なお、電気刺激式トレーニング(EMS)による減量効果は現時点では疑問、とも知りました。講演後、別室にて血糖値・血圧・体組成測定検査も受け、特段の問題が無いことを確認して一息つきました。
令和6年度文化財巡回企画展
「中根・金田台地区の遺跡」
つくば市内・桜地区にある金田官衙遺跡が、国史跡指定から20年経ったことを記念して開催されている展示です。金田官衙遺跡は奈良・平安期に存在したとされる常陸国河内郡衙の跡だそうで、河内群衙・正倉・九重東岡廃寺があったようです。この地域とその周辺は、既に古くからの生活痕があり、市内最古級(約34,000年前)とされる旧石器期の石器群(栃木・東北産らしいため、人の移動等が推定される)が出土(上境滝の台古墳群・上境旭台貝塚)しているとか。特に縄文後期前葉~晩期の上境旭台貝塚・中根中谷津遺跡では、普通は出土し難い木製鉢や杓子、弓、編組製品等が見つかっているのが素晴らしい。とりわけ縄文後期中葉の木製漆器鉢は、細かい格子状模様を彫刻し、赤色顔料を含む赤漆を重ね塗りした芸の細かいものだそう(上境旭台貝塚出土)。この赤色顔料はベンガラ(酸化鉄)と水銀朱を使っているそうですが、水銀朱の採掘場所は関東では現在までに発見されていないため、その由来が気になるところです。さらに古墳期(4-6世紀)には金田郡衙遺跡周辺に大型円墳や前方後円墳が多く造営され、後の郡衙や廃寺との関係性が考えられるとか。出土物で目を惹くのが機織形埴輪(上境作ノ内1号墳)。全国で3例目という極めて珍しく、かつ構造的に複雑な埴輪で、今回初めて知りました。埴輪と言うと素朴なものを想像しがちですが、機織機のような複雑なものも作られていたとは、ちょっとした驚きでした。
筑波山麓秋祭り2024
筑波山麓での秋祭り、11月三連休中の午後に平沢地区の会場である平沢官衙遺跡歴史広場を訪れました。筑波郡衙とされる跡地(遺跡広場)には3棟の復元倉(校倉・土倉・板倉)が建っており、広々と広がる芝地では犬の散歩をしている人もいて、長閑な眺めです。広場には写真パネルが展示されており、平沢の万灯や付近の文化財(11世紀初頭の摩崖仏や鎌倉中期の石灯篭)等が紹介されていました。
菊まつりまるしぇ2024
日曜昼に大宝八幡宮の恒例の菊まつりを覗いてみましたが、この日はマルシェも神社社頭と関東鉄道常総線・大宝駅前で開催されていました。社頭のマルシェでは、手芸小物や着物、美濃焼等の陶器類、多肉植物の寄せ植えや花卉類、野菜・新米を販売するテントが立ち並び、メダカすくいの屋台等も出て賑わっていました。また大宝駅前にはキッチンカーが5台ほど来ており、丼物やドリンク、揚げパン等の軽食類を販売していて、こちらもお客で賑わっています。下妻市内の居酒屋・七福のキッチンカーが大きな鶏もも唐揚げ(1個約75g)を販売していたので、土産として購入、うち熱々でジューシーな1個をその場で美味しく味わいました。
Tsukuba 創業 Market 2024
イーアスつくばで開催された創業マーケットですが、その内のカツラギロードに立ち並ぶテント群をちょっと覗いてみました。2日目午後だったからか、実店舗も訪れたことがある天久保の青果店「らふるった」は既に店じまい。また、いなり寿司を求めようとした豊里の杜の「いなりとお赤飯ろはん」は売切御礼の札が出ていて残念です。実店舗既訪の学園ノ森の陶器店「ラノイアートギャラリー」では、例のように笠間焼や美濃焼を展示販売しており、面白そうな焼きの食器を一頻り眺めていました。今回、珈琲好きの者として興味を持ったのが、昨年創業したばかりの珈琲焙煎・販売店の「WASHI no COFFEE」。吉沼で時限的な営業をしながら店舗物件を探索中で、主にエチオピア産珈琲豆を扱っており、苦味指向でなく紅茶様の風味を追究しているとか。この辺りには自家焙煎・スペシャルティ珈琲を扱う店も多いので、どう独自性を出して競合していくのか、今後が楽しみです。試みにオリジナルブレンドの筑波颪(エチオピア産生豆他使用)を購入しました。
つくば美術館第6回土曜講座
「顔―どうしてそんな表情」
こちらの土曜講座を初めて聴講しました。テーマは、天心記念五浦美術館で現在開催されている「顔展(2024/9/7-10/20)」の展示作品を解題する講演でした。いろいろな日本画に描かれたモチーフの顔の表現から、モチーフの感情や心理的背景等を想像する時間となり、絵画鑑賞法の一視点としてなかなか興味深かったです。
夏休み わくわくふしぎ発見!
「これなーんだ!ちょっと昔の…くらしとどうぐ」展
8月最終週に訪れました。子供向けとはなっていますが、私のような中年にも過去を思い出すような懐かしい品々があって楽しめました。生活用品では蚊帳(奈良期には既に絹製があり、江戸期に麻製で大衆化したとか)や蚊取り線香(発明者の妻がトグロを巻いた蛇から渦巻形態を着想したとか)、掘り炬燵用の火入れや炭消壺、タライと洗濯板、ダイヤル式黒電話や有線放送電話(ダイアルが無い)、農機具ではスキ・クワ・足踏み脱穀機や木製唐箕等が、かつて実家にあったことを思い出しました。明治29年登場のデルビル磁石式壁掛電話機(手回しハンドルが付いている電話機)は、近代ドラマの小道具で時々見かけるものですね。実家にも無くてほぼ初見だった氷冷蔵庫や手回し脱水機、炭火アイロンはそれなりに考えられているなと思いました。特に、蝿取りと言えば蝿取りリボンしか知りませんでしたが、70年程前まではガラス製蝿取り器、60年程前まではゼンマイ式自動蝿取り器(ハイトリック、大正8年発売・尾張時計(株)製、全国的に大ヒットし海外へも輸出された)も使われていたことを初めて知りました。蝿の習性をよく観察した上で開発された優れ物と言え、なかなかの発明だと感心しました。
国立公文書館つくば分館 令和6年度
夏の企画展「いただきます!~公文書でえがく学校給食~」
展示最終日に訪れると、夏休みの宿題作成のためか、小学児童がグループや親連れで多く来館中でたいへん賑わっていました。今年は学校給食法公布・施行から70年とのことで、この企画展となったよう。明治22年(1889年)に山形県・旧鶴岡町の大督寺内に設置された忠愛小学校で、学校に弁当を持って来られない貧困家庭の子弟のために、僧侶達が托鉢で得た食材から昼食を作って供与したのが学校給食の起源と言うこと、初めて知りました。それを再現した給食の展示(おにぎり・塩引き鮭・漬物)が興味深いです。また昭和30年代(コッペパン・マーガリン・脱脂粉乳・鯨の竜田揚げ・千切りキャベツ)、昭和40年代(ソフト麺・カレースープ・瓶牛乳・フレンチサラダ・チーズ)、昭和60年代(米飯・味付ポーク巻・千切りキャベツ・和え物・中華スープ・紙パック牛乳)それぞれの献立の変遷例も興味深い。さらに、米飯給食が全国的に導入されたのは昭和51年あたり、全国統一献立(1月の学校給食週間内)が昭和57年に実施され、その基準献立は米飯・牛乳・カレーシチュー・副菜・デザートだったということも初めて知りました(1月22日が「カレーライスの日」となった根拠とか)。昭和58年以降には郷土食も献立に取り入れられ、つくば市では「福来みかん」等を取り入れたメニューもあるとか。学校給食の歴史を手短かに知ることができてよかったです。
第25回 つくばSDGsパートナー講座
台風やゲリラ豪雨、線状降水帯の発生が多い時期にタイムリーな啓発講座でした。全国をカバーするハザードマップポータルサイトで自分の住処や親戚の住む地域の災害リスクが一目でわかること、またマップ上で避難場所もわかることは実に役立つなと感じました。さらに気象庁のサイトであるキキクルでは、リアルタイムで現在到来しつつある災害危険度を把握できるのが便利そうです。ところで危険度最高となる警戒レベル5相当の「大雨特別警報」は、茨城県では過去2回のみ(平成27年関東・東北豪雨、令和元年台風第19号)しか出ていなかったことを改めて認識しました。
古河文学館 テーマ展
永井路子が描く平安朝
今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に触発されたと想像しますが、歴史小説家・永井路子に関する今回のこちらの展示テーマは「平安朝」。GW中に訪れて観覧しました。永井のデビュー作が三条天皇と藤原道長との対立を描く「三條院記」だったとは、現在やっている大河ドラマとほぼ同時代の話ですね。その後の王朝三部作(この世をば/王朝序曲/望みしは何ぞ)は、道長(この世をば/望みしは何ぞ)、藤原真夏・冬嗣兄弟(王朝序曲)を描くなど、藤原氏が常に題材だったと知りました。特に平安時代の始まりについては、桓武天皇の平安遷都時点からでなく、薬子の変を経た嵯峨天皇の代からという新解釈には、ちょっと驚きます。やはり夫の歴史学者・黒板伸夫の影響も強かったのかなと想像します。
第93回土浦全国花火競技大会
※今年の花火大会は中止となりました
2019年の第88回の大会後、2回続けて中止となったのは残念でしたが、今年は久しぶりの再開でとてもよかったです。近隣から土浦会場方面への道路は例年渋滞であるのを見越し、隣市から専ら大きな尺玉花火の展開模様を眺めていました。きれい球状に展開する花火はやはり美しいです。
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