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時をこえて愛される「地元の味」

古河市・野木町・境町 各地で生まれたご当地名物グルメ

どこの町にも、時をこえて長年愛される味があります。
文化や土地柄の特性をいかし、生まれてきたご当地名物。古河市・野木町・境町の3市町で、時代を越えて愛され続けてきた「地元の味」をご紹介します! !

(※内容は2017年6月25日時点のものです)

【古河市】鮒(ふな)の甘露煮

歴史あふれる老舗の味

古河の名物といえば『鮒の甘露煮』。そのルーツは、今から150年以上も前の江戸時代、弘化年間にまで遡ります。かつて台町で一膳飯屋を営んでいた松村屋で、おつまさんと呼ばれる女将が馬方の人々に鮒の甘露煮を振る舞ったことがはじまりだといわれています。

松村屋で甘露煮の技術を受け継いだ野村安次郎さんが明治30年『ぬた屋』を創業し、現在では4代目店主となる野村久男さんが、代々受け継がれてきた味を守り続けています。上質な甘さと塩加減のバランスが絶妙で、こっくりとした深い味わいが魅力です。
8時間かけてつくられる甘露煮は、骨までやわらかく、細部にまで味がしみこんでいるので、ごはんのお供として箸がすすみます。また、尾頭付きの縁起の良い食べ物としても重宝され、2011年、古河ブランドとして認定されました。

時代の移り変わりとともに食文化の変化に対応し、商品開発にも力を注いでいる4代目店主の野村さんは「150年以上続く伝統の味を守りながら、現代の多様なニーズにお応えするため、鮒の甘露煮だけでなく、鮎やわかさぎの甘露煮などのご提供も行っております。また、ご進物や御正月料理にも対応できるよう、真空パックでのお届けも可能です。お客様のご利用を心よりお待ちしております」と笑顔を見せました。古河で150年以上愛されてきた、歴史あふれる老舗の味をお楽しみください。

食卓で楽しむだけじゃなく、お土産や贈り物にもおすすめです

株式会社ぬた屋 代表取締役 野村久男さん

【野木町】ひまわりバーガー

ひまわりの花に見立てたかき揚げ、野木で採れた新鮮野菜

レンガとひまわりが有名な野木町。ひまわりにちなんで、『匠丼屋てん八』の店主、鈴木正夫さんが考案した『ひまわりバーガー』も地元の名物として愛されています。野木産のかぼちゃ、さつまいも、キャベツ、ビタミンEを多く含むひまわりの種と、旨みが凝縮された天然海老をふんだんに使い、ハンバーグのかわりにかき揚げを挟んだこだわりの逸品。

かき揚げは健康に良いとされる『太白のごま油』を使用しており、血液をサラサラにする効果やコレステロールを下げる働きがあるので、子どもからお年寄りまで、すべての方に安心・安全に召し上がっていただけます。天然海老ならではの濃厚な旨みが新鮮野菜にたっぷり沁み込んだ絶品バーガーは一度食べたらやみつきです。

『匠丼屋てん八』は今年で創業38年。『ひまわりバーガー』をはじめたきっかけについて「創業当初からまかないのメニューとしてあったものなんです。野木のひまわりにちなみ、かき揚げを花びらに見立てて、ひまわりの種を使い、野木で採れた新鮮野菜と一緒に提供できれば、町おこしの一環にもなると思い、はじめました」と語る鈴木さん。野木ブランドにも認定されている『ひまわりバーガー』。毎年7月に行われる『ひまわりフェスティバル』に今年も出店予定です。ここにしかない野木町名物をご堪能ください。

ひまわりの花に見立てた見かけも華やかで女性にも大人気!

【境町】小麦まんじゅう

無添加・無着色、厳選された小麦と黒糖を使用

さしま茶の生産がさかんな境町。地元の特産物をいかし、『さしま茶まんじゅう』などの手づくりまんじゅうの製造を行っているのは、明治30年から続く老舗の和菓子屋、『朝日屋菓子店』です。

なかでも『小麦まんじゅう』は、生地に沖縄産の黒糖を使用しており、上品な甘さの中にどこか懐かしさを感じさせるような、ふんわりとした優しい味わいが人気の商品。
3代目の篠塚登志子さんは、代替わりしたとき、先代のまんじゅうづくりをいかして独自の商品をうみだせないかと模索したそうです。その結果たどり着いたのが、無添加・無着色、厳選された小麦と黒糖を使った『小麦まんじゅう』でした。その後、『ゆずまんじゅう』や『さしま茶まんじゅう』、3〜4月限定の『桜まんじゅう』なども考案し、道の駅さかいに出品すると、全国各地から訪れた観光客の方から注文が相次ぎ、2016年には、道の駅さかいワード2016で売上第一位に輝きました。 

篠塚さんは「食べていただいたお客様においしいって言っていただけることが最高の喜びです。以前、千葉県にお住まいのご家族から『おいしいおまんじゅうをありがとう』という内容のお手紙をいただいたこともあります。その時はとてもうれしかったですね」と顔をほころばせました。まるで篠塚さんの人柄のような、あたたかくて優しい味わいの手づくりまんじゅうをぜひ一度ご賞味ください。

皮がまた美味しい!! 皮だけで食べたい、という声もあったとか◎

朝日屋菓子店 店長 篠塚登志子さん

古河市のご当地グルメを食べに行こう

「ぬた屋 本店」 の 鮒甘露煮

◎住所/古河市中央町3-8-5
◎電話/0280-22-4127
◎営業/9:00~18:30
◎休日/月曜日

野木町のご当地グルメを食べに行こう

「匠丼屋 てん八」 の ひまわりバーガー

◎住所/野木町南赤塚199-4
◎電話/0280-55-2539
◎営業/11:00~14:00、17:00~21:00(LO 20:30)
◎休日/水曜日

境町のご当地グルメを食べに行こう

「朝日屋菓子店」 の 小麦まんじゅう

◎住所/境町塚崎2672-2
◎電話/0280-87-7873
◎営業/7:00~15:00
◎休日/水曜日

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