「御岩神社」ってどんな場所?
~日立市にいながら日本の神様ほぼ全てにお参りができる!188柱もの神々が祀られている霊山~
県道36沿いにある「御岩山」は県下最大関東有数の霊山です。古い歴史があり、清澄な杉林に囲まれた場所。2016年11月まで行われていた茨城県北芸術祭で、森山茜さんや岡村美紀さんの作品を造りだす場所として選ばれました。平地から遠く離れた霊気漂う聖なる神域…。そんな御岩山には、188柱の神々が祀られています。古代より信仰の山として祀られ、約3千年以上前の祭祀遺跡が発掘されているそう。また、中世より修験の山として栄え、山中で修行をする修験道の行者たちが登拝したと言われています。御岩山に祀られている神の恵みはとても高いとされ、昔から今に至るまで神の助けをいただき心願成就した人が絶えないとか。立派な仕事を成し遂げ、世間的な名声を残した人々の話を伝え聞き、参拝する人があとを絶ちません。今でも多くの人が御岩山に祈願へ訪れます。御岩山内にある御岩神社は、最も神様が多く祀られている場所で、その数26柱!心願成就、家内安全、社運隆昌、車清祓、心身健全、病気平癒、厄除開運、方災除、諸願成就、神恩感謝、合格祈願、除災招福、安産祈願、初宮詣、七五三詣等をうけつけています。今まで御岩神社に参拝に来たことはあるけれど、入山したことはないという方はぜひこの機会に御岩山全体を巡ってみてください。山頂までは「山道」が続きます。入山の心得をチェックして準備万端で挑んで下さい。では、神秘的なエネルギーと、豊かな自然を存分に楽しみましょう♪
■御岩神社
【住所】〒311-0402 茨城県日立市入四間町752
【TEL】0294-21-8445
【駐車場】あり ※登山する場合は「臨時駐車場」を利用しよう
☆詳しいスポット情報はこちら
(※内容は2016年12月25日時点のものです)
まずは事前にチェック!入山の心得
入山の心得
【1】登拝ルートは厳守しよう!社務所や公式サイトでGETできる地図や、道中の看板を参考に進もう!
【2】雨天時、積雪での入山禁止!晴れた日にいこう♪
【3】15時以降の入山禁止!山頂まで山道が続くので、明るい時間帯に余裕をもって登ろう!
【4】登山の装備(軽装備可)。でこぼこ道、斜面、ぬかるんだ道にも対応できる装備でいこう!
【5】動植物や石の採取禁止。礼儀をもって登ろう!
【6】火気厳禁、ごみ投棄禁止。神聖な場所をみんなで大切にしよう!
御岩山を探索♪<御岩神社社務所~御岩神社 編>
チェックポイント1【天然記念物三本杉】
一番最初に出迎えてくれるのが三本杉。森の巨人たち100選に選ばれている樹齢500年の立派な杉です。う~ん、でっかい!
チェックポイント2【楼門】
御岩山にいる神様が全て描かれている「御岩山霊場場図」が門をはいって左手にあります。ここでチェックしよう!
チェックポイント3【洗心の石】
神様たちに逢う前に、この石に手を当てて心を清めます。周辺に現世と後生の願いが叶うとされる「後生車(菩提車)」もあります♪
チェックポイント4【斎神社】
ここでは、全てのひとを極楽浄土に導くとされる「阿弥陀如来」を拝めます。ほかに、天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、八衢比古神、八衢比賣神が祀られています。天井を見上げると茨城県北芸術祭2016の作品、岡村美紀さんの「御岩山雲龍図」が描かれています。
★期間限定公開★
大日如来像を拝めます!!
2017年1月1日~9日まで期間限定で公開されます。
チェックポイント5【御岩神社】
縁結びの神様「伊邪那岐尊、伊邪那美尊」や、日本神話に登場する神「国常立尊、大国主命」他二十二柱が祀られています。「御岩山にお邪魔します!」とご挨拶をしたら、いざ入山!!
御岩山を探索♪<御岩神社~山頂 編>
チェックポイント6【かびれ神宮】
日本の神様の中で最高神の地位を占める「天照大神」をはじめ、邇邇藝命、立速日男命が祀られています。
チェックポイント7【山頂】
御岩神社では、磐座(いわくら)信仰が信じられています。磐座とは、岩が神体であり、信仰の対象とする考え方です。至る所に奇岩怪石がそびえたつ頂上には、最もパワーが溢れているといわれています。那須連山を一望できる絶景は必見♪
チェックポイント8【薩都神社中宮】
ここには、立速日男命が祀られています。
<時間の目安>
(御岩神社~山頂まで)片道約40分
<感想>
想像していたより、自然いっぱいの山道が続くので、しっかり登山の準備をしていってください!
山頂まで行くと達成感が味わえます!!
厳選!日立市内にあるおすすめパワースポットはこちら!
【蓮光寺】
学問の神といわれる「菅原道真」公が祀られてから、願いごとが叶う!と噂が絶えないお寺。受験のお守り「うかる君」が誕生した場所でもあります。離れにある瑞相殿では、生まれ日ごとの神(三十番神)に参拝できます。
(住所)日立市川尻町604-2
【泉ヶ森】
茨城百景に選ばれた由緒ある湧水。日立地域で最
も古いとされる泉神社の脇にあります。美しく澄んだ泉の中央付近でブクブクと水が湧いている様子はなんとも神秘的。泉を囲む緑樹の美しさからもエネ
ルギーを感じられます。
(住所)日立市水木町2-22-1
【裸島(鵜の島)】
日立太田尻海岸から見える裸島(通称:鵜の島)。漂泊の歌人・西行法師が訪れ、歌を残した場所です。この島には、中秋から早春にかけてウミウが飛来。人生の旅にそっと癒しを与えてくれる風景と波の音が広がっています。
(住所)日立市東滑川町
【かみね公園】
かみね公園の展望台周辺には、五億年前の地層が露出しています。日本最古の地層であるカンブリア紀層は、日本列島の始まりを示す地層といわれています。日本がここから始まったと考えると、ものすごいエネルギーを感じませんか!?
(住所)日立市宮田町5-2-22